水圏環境解析化学研究領域


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ニュース

2017年4月22日 高野祥太朗助教が公益財団法人海洋化学研究所第1回海洋化学奨励賞(30歳未満)を受賞しました.受賞題目は,「海洋における銅の高精度た安定同位体比分析法の開発」です.

2017年4月19日 宗林由樹教授が平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞しました.

2017年4月1日 田中裕里子M1が研究室に加わりました.

2017年3月28日 Zheng, L., Minami, T., Takano, S., Minami, H. & Sohrin, Y. Distribution and stoichiometry of Al, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Cd, and Pb in seawater around the Juan de Fuca Ridge. J. Oceanogr., 1-17, doi: 10.1007/s10872-017-0424-2 (2017) がオンライン公開されました.

2017年3月23日 上原渉M2と辻阪誠M2が修士号を取得しました.

2017年3月21日 Takano, S., Tanimizu, M., Hirata, T., Shin, K.-C., Fukami, Y., Suzuki, K. & Sohrin, Y. A simple and rapid method for isotopic analysis of nickel, copper, and zinc in seawater using chelating extraction and anion exchange. Anal. Chim. Acta 967, 1-11, doi: 10.1016/j.aca.2017.03.010 (2017) がオンライン公開されました.本論文は,Feature articleに選ばれました.

2017年3月10日 第12回京都大学附置研究所・センター シンポジウム「京都からの挑戦 -地球社会の調和ある共存に向けて 自由風格(フリースタイル)、京大」(10:00~17:10 石川県文教会館)にて,宗林教授が講演「生命を支える海の微量元素」を行いました.

2017年2月28日 「ハリス分析化学 原著9版(上)」宗林由樹監訳,岩元俊一訳(化学同人)が刊行されました.

2017年2月7日 上原渉M2と辻阪誠M2が修士論文の発表を行いました(10:45〜11:35 6-303講義室).

地球環境を観る化学

モノを創る化学の発展は,現代社会の進歩をもたらした反面,さまざまな環境問題を引き起こしました.持続可能な世界を実現するためには,地球環境を観る化学を発展させることが不可欠です.海洋や湖沼などの水圏は,地球を生命の星としている重要な要素です.私達は水圏の現在,過去さらに未来を明らかにするために,微量元素・同位体に注目し,分析化学,地球化学,海洋化学,海洋学,陸水学,地質学,環境学などの学際的研究を展開しています.

微量元素・同位体の分析法の開発

水圏の微量元素・同位体は,多くの有用な情報を秘めていますが,その分析は困難です.本研究室では,独自に多元素分析法,同位体比分析法,化学種別分析法,現場分析法を開発しています.キレート吸着剤固相抽出法などトップレベルの化学分離技術と高分解能型ICP質量分析計など最新の分析装置を有しています.

微量元素・同位体の水圏化学

開発した分析法を活用して,水圏における微量元素・同位体の動態を研究しています.この研究では,フィールドワークが重要な位置を占めます.現在の主な課題は以下のようです.
(1)生物活性金属が海洋生態系へ及ぼす影響(Al, Mn, Fe, Co, Ni, Cu, Zn, Cd, Pbなど)
(2)固体地球および人類の活動と海洋物質循環の相関(Zr, Hf, Nb, Ta, Mo, W, Pd, Pt, Auなど)
(3)古海洋の酸化還元プロキシ(Mo, Wなど)
(4)琵琶湖の環境変化と微量元素の動態
(5)重元素安定同位体海洋化学の創成

新規な選択的錯生成系の開発

金属イオンなどのゲスト分子に対して新しいイオン認識機能を持つ配位子(ホスト分子)や吸着剤を設計,合成,評価します.その機能の原因を幾何学的構造と電子構造の解析を通して明らかにします.さらに,イオン認識系を分離技術やセンサーの開発に応用します.

2017年4月10日

Last updated on 05/12/2017